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第3章
NPO法人「ふじみの国際交流センター」の歩み
(その3)

●2001年度の活動
 本年度最大の課題であった事務所移転は、さいわい家主の好意で2年間賃借契約は延長され、当面先送りされた。恒久的な拠点確保に向けて今後も行政を含め、広く支援を求めていく。
 01年は、上福岡市より外国語版情報誌「ハロー上福岡」の創刊、大井町より外国人生活相談窓口の開設、国際ミニ交流会の企画・運営、富士見市より多言語生活ハンドブック「くらしのガイドブック」の作成等2市2町の行政から本格的な業務委託を受けた。

 (1) 国際交流事業
 国際理解講座
 来年度からの総合的学習の時間の導入を控え、2市2町をはじめ県内の小・中学校から外国籍の人たちの派遣依頼が27回もあった。

 国際わいわいクラブの結成
 子どもの国際性・創造性・自主性をはぐくむことを目的に、同じ町に住む子ども達に遊びを通じふれあいの場と時間を提供する国際わいわいクラブがスタートした。この活動は(財)国際青少年育成振興財団との共催事業で、6月にプレイベント、7月から12月まで6回、2泊3日のキャンプを含めて実施した。夏キャンプは子どもゆめ基金の助成を受けた。活動の中心は大学生で、センターのスタッフがこれをバックアップしている。

 (2) 情報提供事業
 「インフォメーションふじみの」の広域配布
 2市2町以外の地域でも、日本語が理解できない外国人に対して母国語で情報を提供する活動が始まることを期待して、この一年間日本財団の助成により「インフォメーションふじみの」を埼玉県西部20市町に配布している。

 (3) 生活支援事業
 パッチワーク教室の誕生
 5月からこの道20年の講師、坂入智子氏によるパッチワーク教室を開設した。この教室は11月、20回で一応終了としたが、継続希望者が多く、現在も続いている。

 外国人の為の健康相談会を開設
 2000年に実施した外国人健康診断の経験から定期的な健康相談の実施に踏み切った。

 (4) 地域との交流・受託事業
 「ハロー上福岡」の創刊
 上福岡市は行政のタイムリーな生活情報を多言語で、定期的に外国籍市民に提供する為、「ハロー上福岡」を隔月発行することになり、その業務をセンターに委託した。この情報誌はA4版4頁で、日本語・英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・タガログ語の6ヶ国語で、デザイン、翻訳、印刷製本までセンターが担当している。

国際交流フォーラム

大井町国際ミニ交流会
 「大井町外国人生活相談窓口」を受託
 大井町に在住・在勤・在学している外国人が安心して暮らせるよう、生活に関する悩み事(役所手続きや就職に関することなど)の相談窓口をセンターが代行することになった。毎週月曜日と金曜日、13時から16時までセンターで相談を受けている。この相談窓口は従来センターが行っている悩み事・生活相談を大井町から正式な事業としてセンターに業務委託されたもので、契約期間は平成14年3月末まで。勿論大井町以外の地域の生活相談や月・金曜日以外の日も従来通り続けている。

 2市2町からの業務委託
 富士見市は地域の外国籍の人たちを対象に「くらしのガイドブック」を作成することが決まり、その原稿作成、デザイン、及び翻訳業務を受託した。現在作業が進行中である。
 また、昨年度のイベントミニ国際スポーツ大会への協力が評価され、大井町国際ミニ交流会の企画・運営を全面的にセンターに委託された。 
 その他、三芳町よりの翻訳および藤久保公民館の国際交流パーティの企画・運営の受託、富士見市の国際交流フォーラムへの協力、上福岡市国際ボランティア講座への講師派遣、上福岡市コミュニティ協議会や西地区自治会との交流等、地域の公式行事や市民団体との交流行事への参加、協力等により、行政や市民との密接な関係が一段と深まった。

 (4) 地域外での活動・交流
 さいたまNGOネット・国際協力事業団・県国際交流協会主催の指導者講習会「地域と学校を結ぶ“総合的な学習の時間”」(県内4箇所で開催)の上福岡会場を担当した。市町村セミナーでの基調発題、NGOネットの国際入門セミナーへの講師派遣等を行った。

 (5) その他
 10月にふるさとづくり奨励賞(全国版)の受賞が決まり、11月にはふるさとづくり賞県優秀賞を受賞した。

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