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ある編集委員希望者から、「編集委員になったらどういうことをやればいいのか」という問い合わせがありました。それについて、担当者(内藤)の単なる意見ですが、お答えしたいと思います。
1)編集委員の仕事
編集委員の仕事は、基本的に2つです。一つは「記事企画を考えること」。もう一つは「取材をして記事を書くこと」です。
2)「記事企画を考える」とは何をすることか
「記事企画」というと、すごく難しいことをやるように思えますが、要するに「疑問を言葉にすること」と考えてもらえばいいと思います。
人は何かに興味を持つと、必ず「疑問」や「知りたいこと」が出てきます。
例えば、FICECという団体を知ったとします。そうすると「なぜ、みんなこんなこと(外国籍市民への支援=人助け)を一生懸命やっているのか」とか、「生活相談って何をするんだろう」とか疑問がわくと思います。それが要するに「記事企画のモト」です。
そうした「疑問」などの「記事企画のモト」を検討して、それらをテーマとした場合に、取材が可能なのかどうか、誰に取材をすれば知ることができるのか、そしてどうすればみんなが興味深く読める記事になるか、といった要素を考えて「企画」にしていくという作業をします。
反対に、「興味」を持たないと疑問や知りたいことも出てきませんので、企画を考えるときに最も重要なのは、何にでも興味を持ち、知りたがることだと言えると思います。そういう指向性を持てば、記事企画というのはいくらで出てくると思います。
3)「取材して記事を書く」とは何か
疑問や知りたいことが出てきたときに、その「答えを探す作業」が「取材」であり、「自分で得た答えを言葉にすること」が「記事を書く」ということです。
こんなこと、誰でも日常的にやっていることです。
●「デジカメがほしくなった。どんな機種がいいのか」(疑問、知りたいこと)、
●「インターネットで調べたり、販売店の店員に聞く」(取材)、
●「これに決めよう」(決定)
というプロセスなんですが、決定の段階では、必ずその「理由」があるはずです。「AよりBの方がこの点で自分に合っている」という理由、それを文章化するのが「記事を書く」ということです。
つまり、「取材」というのは、「可能な方法を使って調べること」と、「人の話を聞く(インタビュー)」ということです。そして「記事を書く」というのは、「調べたり聞いたりしたことから得た結論を、言葉にする」ということになると思います。もちろん、記事を書くためには、「説得力」という相手に納得させるための要素が必要になるので、決して簡単ではありませんが、基本から言えば「取材結果をまとめる」という作業工程そのものです。
4)日常的に無意識にやっていることを意識的にやる
こんなふうに、「記事を考えて書く」というのは、日常からかけ離れたことをやるということではなくて、日常的に誰でもがやっていることを基本にして、それを意識的に行い、さらに文章化しながらやるということだと思います。そういう意味では、誰でもできることだと思いますので、ぜひ「編集」や「文章執筆」そして「在日外国人」といったテーマに興味のある方は、ぜひ編集委員会にご参加ください。 |